CANON キャノン EOS 70Dのセットレンズの違い

CANON キャノン EOS 70Dのセットレンズの特長

CANON キャノン EOS 70Dのセットレンズは種類が3種類あります。

レンズ1本のセットが2種類、レンズ2本のセットが1種類、合計3種類です。

今回はレンズセットの違いをみてみます。

これからデジタル一眼レフカメラを始める初心者の方にも簡単にわかるような説明を心掛けていますので最後までお付き合いいただければ幸いです。

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70Dのセットレンズはすべて動画撮影のときに特に威力を発揮するSTMという静かなモーターが搭載されています。
手振れ補正も内蔵されています。

レンズが2本ついてくるダブルズームキットはズーム距離が短い『標準レンズ』と呼ばれるものと、遠くをアップできる『望遠レンズ』が付属します。

レンズが1本ついてくるレンズセットは2本ありますが、1本はズーム距離が短い『標準レンズ』がセットになっているもので、もう一本はそれよりももう少し遠くをアップにできるズームレンズが付属します。

ズームできる距離が長くなるとレンズは大きく重くなっていく傾向があるので、自分にはどれくらいのズームが必要なのかある程度予想してレンズセットを選ぶといいと思います。

次に、それぞれのレンズセットを詳しく見ていきます。

EOS 70D(W)・ダブルズームキット

付属レンズ(2本)

  • EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM
  • EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM

9月12日に発売された新しいレンズセットです。
18-55mmの標準レンズと55-250mmの望遠レンズ、2本セットです。

35mm換算でそれぞれ『29~88mm相当』と『88~400mm相当』のレンズです。

→用語をかんたんに解説:35mm換算とは

これからデジタル一眼レフカメラを始める方におすすめしたい標準的なレンズセットです。

特に、お子様撮りを考えている方には使いやすいレンズセットだと思います。

近場で遊ぶときは小さいほうの標準レンズを使い、広い公園に行ったときなどは長い望遠レンズが活躍しますね。

18-55mmの標準レンズのズーム距離はコンパクトデジカメで言うと3倍ズーム相当です。

55-250mmの望遠レンズのズーム距離は18-55mmの標準レンズの続きにあたるレンズです。

55-250mmの望遠レンズのズーム距離はコンパクトデジカメで言うと3倍ズーム~14倍ズーム相当です。

55-250mmは望遠レンズなので、近くにピントを合わせることはできません。

被写体との距離は3倍ズーム相当の場合85cm離さないとピントが合いません。
(カメラのレンズはズームするほど被写体との距離をとる必要があります。)

近くを撮りたいときは標準レンズに交換する必要があります。

参考までに、18-55mmの標準レンズはズームをしない状態で25cm離れればピントあわせが可能です。

望遠を使わない日は小さい標準レンズで小型軽量にできますし、お子様の運動会や入学式・卒業式など望遠レンズが必要な時にも適応できるレンズセットです。

EOS 70D(W)・EF-S18-55 IS STM レンズキット

付属レンズ(1本)

  • EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM

18-55mmの標準レンズのズーム距離はコンパクトデジカメで言うと3倍ズーム相当です。

レンズ2本に比べると予算をおさえることができますのでまずは手軽に始めたいという方、もしくは単品で使いたいレンズがすでに決まっているような方にオススメのセットです。

ズームは少なめですがその分レンズは小さいです。
街歩きなどのスナップ撮影などのお散歩カメラとして使うのにもいいと思います。

ズームはあまりできないので運動会や入学式、卒業式など遠くを撮影するのには別売の望遠レンズを買うか、ダブルズームのセットをおすすめします。

EOS 70D(W)・EF-S18-135 IS STM レンズキット

付属レンズ(1本)

  • EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM

18-135mmのレンズのズーム距離はコンパクトデジカメで言うと7.5倍ズーム相当です。

35mm換算で『29~216mm相当』です。

これ1本である程度ズームができるので、標準レンズだと少しズームが足りないけど望遠レンズを別に持っていってレンズ交換するのは手間に感じるという人向けです。

例えば、お子様と公園に遊びに行ったりとか小さいグラウンドの幼稚園なら運動会もほぼ大丈夫だと思います。

桜の季節にお花のアップと木々の全景を撮る場合などにも使いやすい焦点距離だと思います。

小学生以上のお子様の運動会や入学式・卒業式だと望遠が少し足りないと感じることもあるかもしれません。

不便な点があるとすれば、望遠を使わない日でも大きいレンズを持っていくことになるので、レンズが重く感じることもあるかもしれません。

その場合、小さいレンズを買い足すことをオススメします。

キャノンは1万円以下で変える焦点距離50mmの小さい単焦点レンズがあります。

このレンズはズームはできないのですが背景ボケが作りやすいレンズです。

プラスチックの本体が安っぽく見えるのが難点ですが(実際、安いんですが…)

小さい50mmレンズが1本あると荷物を軽くしたいときなどにも使えるのでおすすめです。

交換レンズは店頭に在庫がない場合が多くしばしばお取り寄せになるので、私はネット通販を利用することが多いです。

いかがでしたでしょうか?

購入時にセットレンズで悩むことは多いと思います。

この記事がお役に立てれば幸いです!

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