ニコン COOLPIX/クールピクス S6800とS6500の最も大きな違い
ニコン COOLPIX/クールピクス S6800とS6500の最も大きな違いはマクロ撮影の最短距離が短くなったことでしょうか。
本日はニコン COOLPIX/クールピクス 新モデルのS6800とS6500の違いを調べてみました。
もくじ
発売日の違い
- クールピクス S6800・・・2014.02.13
- クールピクス S6500・・・2013.02.07
1年たってのリニューアルですね。
マクロ撮影の違い
クールピクスS6500はマクロ撮影最短8cmでした。
もうちょっと近くまで寄れたらいいなって思う距離ですよね。
新しいクールピクスS6800はマクロ撮影のときの最短距離が2cmと短くなりました。
小物撮影や商品撮影で使いやすいコンデジになりましたね。
電子ズームの違い
クールピクス S6800はS6500に比べて電子ズームが綺麗です。
デジカメのズームは大きく2種類あって画像劣化のない光学ズームと画像が劣化してします電子ズームがあります。
画像が劣化するとざらざらとしたノイズがでてしまったりします。
S6800はこの劣化してしまうデータを画像処理してS6500よりも綺麗な状態でズームできます。
ニコンはこの仕組みを『ダイナミックファインズーム』といっています。
ダイナミックファインズームがあるといざたくさんズームしたいときに綺麗な電子ズームができるので安心感があります。
動画撮影の違い
S6800はS6500に比べて動画が滑らかに撮影できます。
フレームレートという単位があるのですが、これは1秒間に何コマの画像を処理できるかというのをあらわしているのですがその枚数が倍になりました。
例えばパラパラ漫画の枚数が増えてより細かくなるイメージに近いです。
さらにS6800は動画撮影のときの手ブレ補正が進化して強力になっています。
S6500は普通のテブレ補正でしたがS6800では4軸ハイブリッド手ブレ補正を採用しています。
4軸ハイブリッド手ブレ補正は上下左右の2方向に加え縦横の回転の動きを補正してくれます。
4軸ハイブリッド手ブレ補正は写る範囲が狭くなってしまうというデメリットはありますが歩きながらの撮影やズームによる手振れ補正が期待できます。
カラーラインナップの違い
S6800のカラーラインナップは、ナチュラルホワイト、ラズベリーレッド、パールピンクの3色です。
S6500は5種類のカラーラインナップでしたのでグッと減りましたね。
S6800は春色カラーを中心にしたようなラインナップです。
S6500にあったブラック、オレンジ、ブルー系はS6800にはないようです。
撮影可能枚数の違い
S6800のバッテリー寿命は静止画で170コマ、動画で約35分です。
S6500のバッテリー寿命は静止画で150コマ、動画で約25分でしたので少しだけバッテリーが長持ちするようになりました。
そのほかの違い
pictbridgeに対応し、USBがマイクロUSBになりました。S6800になって3D撮影がなくなりました。
クールピクスS6800とS6500の共通機能
有効画素数は1602万画素なので出来上がる画質については大きな差はなしと考えてよさそうです。
光学ズームはどちらも12倍ズームなので普通にスナップなどで使う分には十分なズーム性能ですね。
液晶モニタは3インチ46万ドットで液晶の綺麗さも違いはないです。
静止画の手ぶれ補正はどちらもレンズシフト式です。電子式やボディ式よりも有利な方式の手振れ補正搭載です。
Wi-Fiも対応しています。
クールピクスS6800を選ぶメリット
マクロ撮影は需要が高いと思うのでマクロ撮影の最短距離が短くなったのは大きいと思います。
あとは動画撮影の進化とダイナミックファインズームが搭載されたという点でしょうか。
クールピクスS6500を選ぶメリット
予算がおさえられるというのとカラーラインナップが多いという点でしょうか。
今の時点ですがS6500はS6800の半額近い値段で買えてしまいます。
S6500は旧製品扱いになっているのでおそらく製造終了していると思われます。
S6500で色を選びたい場合は在庫があるうちに購入する方がいいと思います。
ここまできてしまうと待ってもカメラの価格は大きくは値下がりしないと思われますので(コレばっかりはわかりませんが…経験上)狙っている色がある場合は早目の購入がオススメです!